病院(600床)



【区分・規模】病院(600床)
【地域】青森県
課題
病院内での停電発生は、臨床工学技士の業務に多大な混乱をもたらしました。手術室内の医療機器や、病棟・ICUにおける生命維持装置の停止は、患者様の安全を脅かす深刻な事態です。今回の停電は施設の老朽化が原因であり、同様の事態が今後も発生する可能性があります。このような状況を踏まえ、当院では医療機器用蓄電池レムリアの導入を検討することに致しました。
接続対象機器
- 人工呼吸器
- モニター
効果
医療機器用蓄電池レムリアを導入した結果、以下の効果が得られました。
- 停電時の医療機器安定稼働
- レムリア導入により、停電発生時にも手術室、ICU、病棟などの重要医療機器への電力供給が途絶えることなく継続され、患者様の安全が確保されました。
- 人工呼吸器や生体情報モニタなどの生命維持装置が正常に稼働し、医療行為の中断によるリスクが大幅に軽減されました。
- 医療スタッフの業務効率向上
- 停電時の医療機器トラブル対応に追われることなく、医療スタッフは本来の業務に集中できるようになり、業務効率が向上しました。
- 停電による混乱が抑制され、医療スタッフの精神的な負担も軽減されました。
- 医療サービスの信頼性向上
- レムリア導入による停電対策は、患者様や地域住民の方々に安心感を与え、病院の医療サービスに対する信頼性向上に繋がりました。
- 災害時などにおいても医療機能の維持に貢献出来ています。
- その他
- レムリアは、医療機器規格JIS T 0601-1に適合した高い安全性を有しており、安心して運用できています。
- 冷却用外気口がない構造のため、埃や液体などの侵入による故障リスクが低く、メンテナンスが容易です。
レムリア導入は、病院のBCP(事業継続計画)対策として非常に有効であり、患者様の安全と医療サービスの質向上に大きく貢献しています。
導入機器
- 医療機器用蓄電池レムリア ME3000